私の自転車と相手のバイクの接触事故に関する示談の内容

事故に遭った時の経緯と具体的な事故の状況、行動について

今から15年ほど前の事でした。私は当時バイトをしていて、自宅に帰る途中でした。その日は雨が降っており、バイトが終わった時にはすでに日が落ちており見通しの悪い状況でした。いつも通っている中で道幅が狭い所があり、私は車道の端を進んでいましたがその時に後ろから来たバイクと接触し、私は転倒しました。バイクを運転していた人はすぐに路肩に停まり私の方に駆け寄ってきました。私は最初何が起こったのかわからず混乱していましたが、大丈夫かどうか聞かれている内に、自分がバイクと接触した事に気付きました。相手は救急車を呼ぼうと提案していましたが、こちらはかすり傷が少し出来た程度だったので断りました。自転車にも大きな損傷があるわけではなかったので、お互いそのまま別れても良いと思いましたが、相手はひとまず警察には事情を話そうという事だったので警察を呼び現場に来てもらいました。警察が来ていろいろと見ていましたがとりあえず状況の確認のため幾つかの質問をされた程度で終わりました。相手からは後日病院で検査を受けて欲しいと言われ、その後に示談に関する話をしたいと言われたので相手と連絡先を交換した後、その日は家に帰りました。

相手と行なった示談交渉の流れとその細かな内容について

示談を行なう上で必要と言われたので、翌日病院で検査を行いました。転倒の具合も大した事ではなかったので診断結果も特に問題はありませんでした。しばらくして相手から電話があり、診察に掛かった金額と乗っていた自転車の購入額を聞かれました。私の空いている時間に示談交渉をしたいとの事だったので空いている日時を指定して会う事にしました。具体的な示談交渉の場所は喫茶店でした。相手は先に待っていて改めて接触してしまった事に対するお詫びを私にして、その後示談書を出して金額を提示して来ました。具体的には検査に掛かった費用と私の言った自転車の購入時の金額とそれにプラスアルファで4万円程度だったと記憶しています。自転車も特に壊れていないし検査も問題なかったのでこんなに必要ないと言いましたが、こういった事はしっかりとしないといけないとの事だったのでお互い示談書にサインをして終わりました。後日提示された金額が振り込まれ、以来相手とは会っていません。私の場合は怪我も大した事がなかったのと相手の方がそういう事にしっかりと対応していたので当時は別段何も感じていなかったのですが、事故を起こしてそのまま逃走したり、示談交渉で揉めたり示談金を支払わないなどの事を聞くとまだ運が良かったのかなと今では感じています。