当時中学生の息子が通学途中で車にはねられてしまった

突然私の携帯に、知らない電話番号から着信がありました

4年ほど前の話ですが、当時中学2年生の息子が自転車で学校へ登校中に、後から走ってくる車にはねられてしまいました。 突然知らない携帯電話から「お宅の息子さんを車ではねてしまった。」と連絡を受け、慌てて事故現場に向かいました。道の路肩に息子と車を運転していた50歳代の女性、学校の教頭先生と担任の先生も駆けつけていて、息子はおしりに痛みがあるとの事、見た目では外傷は見当たりません。学生服と手の平に土汚れが付いていて、自転車は全体的に少し歪んでました。女性の方が少し動揺していて、「息子さんが道の真ん中にフラフラよろけてきた。」と繰り返し説明をしていました。 警察と救急車を呼び、10分程で両方とも到着。救急搬送が出来る病院も5分程で見つかりました。私の父も呼んでいたので、事故現場は学校の先生方と父にお願いをして、私は息子に付き添い病院で検査を受けました。手の甲のスリ傷とおしりの打撲全治2週間の診断でした。頭には、ヘルメットを着用していたことと、後ろから車が当たった時に自転車ごと転がった態勢や方向が、運良く対向車線側ではなかったこともあり、大事には至らずに済みました。息子のカバンの中に、学校と私の携帯番号を書いた紙を入れておいた事も正解でした。

相手方はとにかく息子が道の真ん中へ自転車でよろけて来たと主張

息子に事故の状況を聞いても、「道の端で自転車に乗っていた。」と説明を受け、運転していた女性に聞いても「前を見て運転していた。」と意見が食い違いましたが、自転車と車の事故のため、女性の任意保険で対応することになりました。息子の病院での検査が終わる頃に、私の携帯に相手方の保険会社から連絡があり、状況確認でいくつかの質問に答えました。病院にも保険会社が連絡をして、息子の怪我の状況を確認していました。当日に4、5回ほど保険会社と携帯でやり取りをし、病院最終日に治癒確認のための連絡が来ました。保険会社の対応が少し冷たく感じたのと、同じ様な質問を数回された事が「被害者なのにその対応はなんだろう？」と思ったりもしましたが、命をもっていかれずに済んだと考えたら、保険会社への苛立ちもおさまりました。 病院には2週間中5日通院をし、5日分の通院費＋ガソリン代＋薬代＋慰謝料として通院日数×1000円が1ヶ月後に私の銀行口座に振り込まれました。 私は、事故に対しての保険料など知識があまりないので父に相談をしました。息子が大きい怪我をしたわけでもなく臀部の打撲も、日常生活を送るのには支障もあまりなかったため慰謝料も妥当だと思います。