祖母が自転車で走行中、車との接触事故！祖母は大腿部を骨折しました

このせいで祖母は完治しても日常生活をひとりの力でできなくなりました

2014年9月、祖母は自転車で商店街へ買い物に出かけたとき交通事故に遭いました。車線のない狭い商店街の道路での接触事故、祖母が自転車で走行中、相手の車が後ろから来ていて祖母は車のドアミラーに接触したのです。原因は相手の距離感の見誤りで、祖母と接触することはないと思い込み追い越そうとした際に接触しました。そのせいで祖母は転倒し大腿部を骨折してしまいました。全治2ヶ月の診断を受けましたが、高齢のため療養中ほとんど動けず、車椅子か寝たきりの生活が続いたのです。そのため筋力が一気に低下し骨折が完治してもリハビリでの成果が得られず、自立しての日常生活は難しいと診断されました。相手は一度謝罪に来たきり、そのあとは顔を合わせたことはありません。最初相手はお互い走行中の事故なので「祖母の責任もあるのではないか？」と事情聴取で言っていたのですが、警察でも無理な運転をした相手の全面的な過失ということで処理されました。警察には人身事故扱いで対応してもらい、必要な時にいつでも事故証明が出るようにしました。祖母は全く悪くないし、大好きな旅行にも出かけられなくなってしまったのです。その責任を取ってもらうのは当然だと思います。

この事故の示談交渉はスムーズでしたが、結果には満足していません！

相手は任意保険に加入していましたが私の祖母は自転車保険に加入していなかったので、向こうの保険会社と私が仲介しながら示談交渉することになりました。警察の判断により全面的な相手の過失が受理されたので、祖母の治療費や賠償金が規定の額で支払われることで一致したのです。結果は日常生活に支障をきたす後遺症が残ったため、治療費や受診した時の賠償金約30万円の他に賠償金として250万円が祖母に振り込まれました。祖母と現在同居し私が介護しています。一人で歩けるように毎日少しずつリハビリしていますが、ようやくトイレに一人で行ける程度になりました。今まで仕事をしていましたが祖母の介護のため退職しなければならず生活は祖母の年金を頼るしかありません。ヘルパーをお願いしてもいいですがお金がかかりますし、今の現状ではそれも難しいです。賠償金280万円程度支払われたところで、これから先どうなっていくのか不安で仕方ありません。保険会社が私たちの生活まで補償してくれるわけでないことは十分わかっています。ですがこれから生きていかなければならない被害者が安心して暮らせるだけの補償制度があってもいいのではないかと思います。高齢社会が安心して暮らせる任意保険ができてほしいと考える今日このごろです。